腰痛と体重の関係性について
こんにちは。
奈良王寺てらだ整体院の寺田です。
本日は腰痛と体重の関係性についてお話していきます。
皆さんは腰痛を発症した時、病院にいきますか?
その時お医者さんから「痩せなさい」「体重が原因ですよ」などと言われたりしていませんか?
実際に腰痛は体重に比例してきつくなるのか?
私の見解としては「NO!たまにYESもあり?」です。
なんとなくはっきりしない回答で申し訳ありませんが、、、
ただ、言いたいのは何でもかんでも腰痛があった場合に体重を理由にしてほしくない!ということをお伝えしたいとおもっております。
そのことについて今から詳しく解説していきますね。
まず、腰痛には様々な種類があります。
腰椎ヘルニア・脊柱管狭窄症・すべり症・変形性腰椎症・慢性腰痛など
大きく分けてこのくらいかと思います。
これらの症状をみた時にすべて体重増加によって影響すると思いますか?
体重には関係なく出る病態です。
体重増加によるものだとして、体重を落としたからと言ってこれらの症状が改善すると思いますか?
ほとんどしません。
体重増加によるものが間接的に原因としてあるとおもいますが、直接的な原因になる事はないということです。
結局のところ、「痩せなさい」というワードで伝えた方が患者さんが納得しやすいために使われるものだと思っています。
その部分を否定するわけではなく、ひとくくりにしないでほしいということです。
それぞれの病態にそれぞれの問題と原因があるため、それをしっかり見つけて伝えてあげることが大事なんです。
ここで例外としてたまに体重増加が腰痛になるYESですが、
これは骨の面積に対しての肉の付き方が大きくなると骨への負担となるため腰痛になることがある、ということです。
このように、一部例外もありながらも基本的にはそれぞれの腰痛に必ず原因があるわけなのでそこをしっかり理解することが大切です
著者:寺田宗司(てらだそうじ) 昭和63年3月27日生
資格:鍼灸師 鍼灸教員免許 ヘルスケアアドバイザー1級
大阪医療技術学園 鍼灸学科卒業 明治東洋医学院 鍼灸教員養成科修了
在学中は整形外科にて術後のリハビリや慢性疼痛に対するリハビリ業務を行い
学校卒業後、中国人医師主宰の鍼灸院で2年間修業(脳神経疾患・各種神経疾患を中心に治療)
他にも、東京の漢方クリニックで東洋医学を学びより医学の見識を深める。
その後、整骨院にて主任として8年間後輩指導などを行い、2021年からは某整体院で代理院長を3年間経験し、年間200症例以上の患者さんを診る。
その経験を基に2024年1月~奈良王寺てらだ整体院を開院。
他にも参考になるぺージ貼り付けておきます:腰痛の原因は寝方にあり!腰に負担をかけない3つの寝方を紹介 | 腰痛メディア|zen placeが発信する痛みの情報サイト