症例報告:急なお尻の痛み

こんにちは。

奈良王寺てらだ整体院の寺田です。

 

本日は症例報告です。

「急なお尻の痛み」です。

 

先日来られた学生の患者様です。

2週間前に朝起きた時に急に尾てい骨が痛くなり当初は痛みで歩くのもツラかったようです。

そのまま痛みが落ち着いたものの痛みが無くなることがなく座っていると痛みがキツクなるので授業も集中して受けられないということで来院されました。

今まで痛めた経験もなく、本当に唐突な痛みだったようです。

 

調べてみると、座っている時の姿勢が全く坐骨にのっておらず、尾てい骨で体を支えているような状態でした。

※座位は正常であれば左右の坐骨が支点となって体は支えられる

しばらく尾てい骨を支点にして座ったりしていたために負担となり尾てい骨周りに炎症が起こったようでそれが痛みとなっているようでした。

 

聞いてみると夏休みは暑くて家にいることが多かったようで運動なども全くしてなかったようです。結果的にそのせいで腰回りの筋力が不足してしまい、腰が据わらず抜けたような姿勢が尾てい骨へ負担が出てきたようです。

 

施術としては腰に力が入るように腰への神経の入力と出力の調整を行いながら腰の骨のズレもあったのでその調整も行いました。

2回の施術でほとんどの痛みが引いたので終了としました。

今回は対処も早くできたため早期回復することができました。

 

このようにして、生活スタイルが変わったりすると今まで出なかった痛みが突然現れることがあります。

痛みが落ち着いたからと言ってほっておくと後に悪化することもあります。

なにかあった際はまず相談することも大切ですね。

 

著者:寺田宗司(てらだそうじ) 昭和63年3月27日生

資格:鍼灸師 鍼灸教員免許 ヘルスケアアドバイザー1級

大阪医療技術学園 鍼灸学科卒業 明治東洋医学院 鍼灸教員養成科修了

在学中は整形外科にて術後のリハビリや慢性疼痛に対するリハビリ業務を行い

学校卒業後、中国人医師主宰の鍼灸院で2年間修業(脳神経疾患・各種神経疾患を中心に治療)

他にも、東京の漢方クリニックで東洋医学を学びより医学の見識を深める。

その後、整骨院にて主任として8年間後輩指導などを行い、2021年からは某整体院で代理院長を3年間経験し、年間200症例以上の患者さんを診る。

その経験を基に2024年1月~奈良王寺てらだ整体院を開院。

 

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