膝の痛み「変形があっても痛みはとれるのか?」
こんにちは。
奈良王寺てらだ整体院の寺田です。
本日はコラム的な記事になります。
膝の痛みを抱える人の多くの方が必ず質問される
「ひざに変形がありますが痛みは取れますか?」
結論から申し上げると
「はい、取れます。」
じつは変形があるから痛いというのは、イコールではありません。なぜかというと膝の変形は関節内にある軟骨のすり減りが要因で起こっていますがその軟骨自体には神経が通っていないため、すり減りによる痛みを感じることはあり得ないのです。
では、なぜ世の中に変形や軟骨のすり減りが痛みとされるのか?
簡単に言うと納得しやすいからです。
検査の結果パっと見た時に変形があるとこれが痛みの原因です。と言われたら納得しやすくないですか?
そのため、いつのまにか軟骨のすり減りイコール痛みとなってしまったのです。
ではいったい何が痛くさせているのでしょう?
正解はねじれです。
関節のねじれが痛みを起こした最大の要因です。
ここを正さないとどれだけ注射やクスリをしてもかわることはありません。
ですが、このねじれというものは巷にある整体院や治療院の先生みんな言っています。
実はこのねじれが最大の要因ですが、このねじれが起こってしまった原因までたどり着かないと意味がないのです。
ですから仮に人工関節にしたところでねじれた原因を正していない場合は再発や痛みが変わらないなどと言ったことになってしまうこともあります。
当院ではこのねじれのその先のねじれの原因まで見つけ出すことで再発リスクを限りなくゼロにするようにしています。
そのためにご自宅で出来るセルフケアはもちろんですが、
日常の良くない習慣を正すように生活の在り方の見直しをしています。
膝の変形により悩まれている方はたくさんると思いますが変形があっても改善するものはたくさんあります。
諦めるようならまずは相談してください。
著者:寺田宗司(てらだそうじ) 昭和63年3月27日生
資格:鍼灸師 鍼灸教員免許
大阪医療技術学園 鍼灸学科卒業 明治東洋医学院 鍼灸教員養成科修了
在学中は整形外科にて術後のリハビリや慢性疼痛に対するリハビリ業務を行い
学校卒業後、中国人医師主宰の鍼灸院で2年間修業(脳神経疾患・各種神経疾患を中心に治療)
他にも、東京の漢方クリニックで東洋医学を学びより医学の見識を深める。
その後、某整体院で代理院長を3年間経験し、年間200症例以上の患者さんを診る。
その経験を基に2024年1月~奈良王寺てらだ整体院を開院。
雑誌掲載多数あり!