症例報告(右首の痛み)

こんにちは。

奈良王寺てらだ整体院の寺田です。

 

本日の症例報告は長年、右首の痛みに悩まれていた方の症例報告です。

 

首肩の症状はだいたいは肩こりの症状がメインではありますが肩こりが酷くなると痛みとして症状を感じることが多いです。

 

今回の症例も肩こりの重症化によって痛みを伴ったものです。

それではクライアント情報から
60代女性

既往歴:高血圧

経過:もともと肩こりがあり、何度かマッサージなどを受けて状態を見ていたが、ここ1ヵ月くらいから痛みとして症状が現れており寝る時も痛みで目が覚めることがある。

 

今回の症状は右肩にコブのような硬さのシコリがあり常に体を緊張させているような状態でまずは身体の力を抜くことが重要でした。

胸椎の1番目の骨(首の骨を支えるようにある骨)のズレがあるために痛みを起こしていましたが、先ほどお伝えしたように体が緊張を起こしやすい体質なのでここを抜いておかないとズレの戻りが遅くなったりする場合が多いからです。

そのためにまずは肩甲骨・鎖骨の動きを出すことから行っていき、全体的な動きの連動性と操作性を良くすることから始めていきました。

ある程度、動きがついてきたところでズレの改善へと治療をすすめていきました。

 

今回の症状は緊張が抜けない・ズレがあるというこの二つがあるためにマッサージだけでは対応できないものとなってしまいました。

反対にこの2つをしっかり改善させることで症状は治まります。

予定していた完治までの3ヵ月よりも少し早い2ヵ月すぎで症状は落ち着き痛みもなくなりました。

 

今後はご自身で再発をしないためのケアを行っていくことで状態を維持していく予定です。

 

もし、マッサージやストレッチをしても全く変わらない肩こりや肩の痛みがある場合は筋肉が硬くなっているから痛みを起こしているのではなくズレや自身で緊張を作ったことで痛みやコリを引き起こしている可能性がとても高いです!

その場合はマッサージや筋肉を緩めるだけでは全く意味がありません。

もし、お悩みの方がおられましたら一度ご相談ください、

 

著者:寺田宗司(てらだそうじ) 昭和63年3月27日生

資格:鍼灸師 鍼灸教員免許

大阪医療技術学園 鍼灸学科卒業 明治東洋医学院 鍼灸教員養成科修了

在学中は整形外科にて術後のリハビリや慢性疼痛に対するリハビリ業務を行い

学校卒業後、中国人医師主宰の鍼灸院で2年間修業(脳神経疾患・各種神経疾患を中心に治療)

他にも、東京の漢方クリニックで東洋医学を学びより医学の見識を深める。

その後、某整体院で代理院長を3年間経験し、年間200症例以上の患者さんを診る。

その経験を基に2024年1月~奈良王寺てらだ整体院を開院。

雑誌掲載多数あり!

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