坐骨神経痛には2種類ある

こんにちは

奈良王寺てらだ整体院の寺田です。

本日は坐骨神経痛の種類についておはなししますね。

昨日の記事でも坐骨神経痛には種類があるということをお伝えしておりましたのでこのテーマにします!

この坐骨神経痛の種類を理解すると、痛みが早くとれやすい人とそうでない人が出てくる理由がよくわかりますので、もし今まさに坐骨神経痛に悩んでおられる方であればぜひ参考にしてみてください。

 

それでは早速お話していきましょう。

 

坐骨神経痛の病態について、、ですがこちらに関しては過去記事にも記載しておりますのでそちらでご確認ください。

坐骨神経痛とはどんな症状? - 奈良王寺てらだ整体院 (ouji-seitai-aube.com)

 

まず、一つ目の種類が

「お尻の筋肉の緊張によるもの」です。

坐骨神経痛はお尻の間を通って足に向かっていくわけですが、その通り道にであるお尻の筋肉の緊張が起こってしまうことで神経が圧迫を受けてしまい痛みが起こってしまう、というものです。

このお尻から下で起こっている坐骨神経痛の症状は基本的には緩解がスムーズにいく場合が多いです。

単純な話、筋肉の緊張を取れば神経の圧迫も無くなるとからですね。

そのため、人によっては坐骨神経痛になっても知らない間に良くなっていたり、ほっておいても楽になった方というのはこの種類になります。

次に、二つ目の種類が

「腰神経圧迫によるもの」です。

ほぼ、ヘルニアに近い症状なのかもしれませんがこちらの種類の方は難治性の坐骨神経痛になります。

腰の骨は5つありますがその一番下の5番目の骨とその下にある仙骨と呼ばれる骨の間から出てくる神経が椎間板という背骨のクッション材が何らかの原因で飛び出してしまいその飛び出た部分が神経を圧迫することで起こる坐骨神経痛です。

 

この種類の坐骨神経痛は筋肉のみならず、関節レベルで症状がでているためほっておいて改善するようなものではありません。

そのためこの種類の坐骨神経痛になった場合は、痛みが長く続くケースが多く治療にも少し時間がかかります。

ですからこの場合は早急な治療をおすすめしております!

 

また最後にこの2種類の見分け方ですが

足のシビレの有無です。

ある人は腰由来、ない人はお尻由来と考えられます

 

どちらにしてもツライ症状に変わりないですが、シビレがあった場合は早く対応してくださいね

 

著者:寺田宗司(てらだそうじ) 昭和63年3月27日生

資格:鍼灸師 鍼灸教員免許

大阪医療技術学園 鍼灸学科卒業 明治東洋医学院 鍼灸教員養成科修了

在学中は整形外科にて術後のリハビリや慢性疼痛に対するリハビリ業務を行い

学校卒業後、中国人医師主宰の鍼灸院で2年間修業(脳神経疾患・各種神経疾患を中心に治療)

他にも、東京の漢方クリニックで東洋医学を学びより医学の見識を深める。

その後、某整体院で代理院長を3年間経験し、年間200症例以上の患者さんを診る。

その経験を基に2024年1月~奈良王寺てらだ整体院を開院。

雑誌掲載多数あり!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です