症例報告(繰り返し坐骨神経痛になる方)
こんにちは!
奈良王寺てらだ整体院の寺田です。
本日は繰り返す坐骨神経痛についてお話していきます。
まず、坐骨神経痛について簡単にお話します。
坐骨神経痛とは…
お尻の周りにある坐骨神経が圧迫をうけることで足に痛みやシビレが起こってしまう病気のことです。
圧迫を受ける場所によって症状のレベルも変わってくるので腰周囲の腰神経からくるものであれば、病態が良くない場合があるため治療に時間がかかることもあります。
本日はそんな繰り返す坐骨神経痛ですが、
そもそも今回のクライアントはなぜ繰り返してしまったのか?も含めてお話させていただきますね。
60代女性
既往歴なし
症状は立ち上がりや歩きはじめの時の痛み、歩行時でのお尻のツッパリ
若い頃から坐骨神経痛を発症しており増悪と緩解を繰り返していた。7~8年前に発症した時はとても痛みがキツク病院で注射したり、整骨院でマッサージを受けたりしていた。
その後は痛みを感じつつ生活していた。
まず、結論からお伝えすると、この方の原因も足の裏にありました。
正確には足の第4趾の関節のねじれと筋膜のズレ・癒着です。
この方は坐骨神経痛の原因が足の裏にずーっとあったにも関わらず、治療されないままだったために痛みをくりかえしておられました。
またクツの履き方も緩めのものを履いておられたのでクツの見直しも行いました。
何年も悩んんでいた症状ではありましたが、3回目の治療で痛みはほぼなくなり、日常生活での支障が無くなりました。
正直この方は回復が想像以上に早く(症状を抱えていた年数が長いため原因を取り除くには期間が必要だと考えていました。)私も驚きましたが原因の指のねじれ・筋膜の癒着がすっと取れたので本当に良かったです。
全ての人がこのようにスムーズにいけばいいのですがそういうわけにもいきません。
そこには理由もちゃんとあるんですが、それは次回の記事でお伝えしますね。
著者:寺田宗司(てらだそうじ) 昭和63年3月27日生
資格:鍼灸師 鍼灸教員免許
大阪医療技術学園 鍼灸学科卒業 明治東洋医学院 鍼灸教員養成科修了
在学中は整形外科にて術後のリハビリや慢性疼痛に対するリハビリ業務を行い
学校卒業後、中国人医師主宰の鍼灸院で2年間修業(脳神経疾患・各種神経疾患を中心に治療)
他にも、東京の漢方クリニックで東洋医学を学びより医学の見識を深める。
その後、某整体院で代理院長を3年間経験し、年間200症例以上の患者さんを診る。
その経験を基に2024年1月~奈良王寺てらだ整体院を開院。
雑誌掲載多数あり!