症例報告(変形性膝関節症から半月板損傷になったクライアント様)

こんにちは。

奈良王寺てらだ整体院の寺田です。

本日は膝の痛みについてお話します。

 

この患者様は、はじめは変形性膝関節症で来られてる方で10年ほど痛みに悩んでいる方でした。

治療の中で、痛みは改善していたので現在は月1回のメンテナンスにしておりましたが、

今年に入ってから痛みがまた出てきてしまいました。

検査・問診をしていると明らかにロッキング現象(膝を曲げると固まる)があり半月板の損傷(膝の関節の中にある軟骨組織のこと。要はクッションみたいなもの)があるような症状でした。(医師ではないので断定はしておりません)

 

本人様も前とは全く違う症状とおっしゃっていたので、おそらく間違いないかなーという症状です。

じつは今回の方以外にも変形性膝関節症から半月板損傷された方がおられたのでお伝えしなきゃということで記事にしています。

 

では早速詳しい内容ですが、

変形性膝関節症の時は背骨のズレとそれに伴う足指の機能が低下していたのでその治療を中心にしていました。

その後メンテナンス期では背骨のズレが出ないように調整をしているようなカタチで対応しておりました。

 

しかしそんな中での半月板損傷…

 

このかたは普段から畑で作業されたりすることが多く、また畑の場所も坂に面しており膝への負担がかかりやすい状態で日々生活をしていました。

 

そのせいか半月板を痛めてしまった可能性が高いです。

 

今回の私の失敗はその生活のありかたについてしっかりアドバイス・ケアが出来ていなかったこともあったと思います。

半月板損傷はしっかりとケアをしていけば改善する余地のあるもので今後の計画としてはロッキング現象が起きないように膝の機能を改善していくような施術※に変えていく予定です。

※股関節・膝関節・足首の連動性をつなげるようにしていく

 

また、生活の見直しやケアの内容も再度変えていかないと再発あるいは悪化する可能性もあるためそこも踏まえて施術計画を立てていきます。

 

この方については今後も記事にしながら経過をお伝えしていきますね

 

では、また。

 

著者:寺田宗司(てらだそうじ) 昭和63年3月27日生

資格:鍼灸師 鍼灸教員免許

大阪医療技術学園 鍼灸学科卒業 明治東洋医学院 鍼灸教員養成科修了

在学中は整形外科にて術後のリハビリや慢性疼痛に対するリハビリ業務を行い

学校卒業後、中国人医師主宰の鍼灸院で2年間修業(脳神経疾患・各種神経疾患を中心に治療)

他にも、東京の漢方クリニックで東洋医学を学びより医学の見識を深める。

その後、某整体院で代理院長を3年間経験し、年間200症例以上の患者さんを診る。

その経験を基に2024年1月~奈良王寺てらだ整体院を開院。

雑誌掲載多数あり!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です