最近来られた脊柱管狭窄症の方について

こんにちは。

奈良王寺てらだ整体院の寺田です。

本日は最近来られた脊柱管狭窄症の方についてお話しますね。

 

脊柱管狭窄症についてまずは簡単に説明します。

脊柱管狭窄症は背中の中にある神経や脊髄呼ばれる神経の集合体の通り道である脊柱管が狭くなることによって腰の痛みや足のシビレなどさまざまな症状が現れる病気です。

 

主な原因は加齢による椎間板(背骨の間にあるクッション)の老化と椎間関節(背骨の関節の事)の肥大だと考えられています。

 

この脊柱管狭窄症は自然に改善することはないため、薬物療法や手術など行われることもありますが、そこまで重症化する前に早期治療をおススメしています。

 

このような症状が脊柱管狭窄症ですが、整体治療においても大変難易度の高い症状であるため、日が経ってからの治療はより大変なものになります。

 

今回の患者さんも狭窄症になってから5年経過しており、症状も悪化していたため改善に向けてはとても大変な道のりになることは間違いありません。

現在の段階では

当初は足全体の痛み・お尻周りの痛み、膝から下のしびれでしたが

今回は股関節の前からモモ内側の痛みとお尻の痛み・足全体のシビレでした。

前回と今回の変化としては痛みの範囲は狭くなったもののシビレの範囲が増えたことです。

痛みの範囲が減った分足運びはスムーズですが、足全体のシビレの影響で歩きにくさが出てしまいました。

 

本日の治療はそのことを踏まえてより足運びをスムーズにすることと、痛みの範囲を小さくすることをメインに施術を行いました。

 

また今回から治療途中に動きを確認しながらおこない微調整をしつつ治療しました。

 

まだ2回の治療なので今後は病態の変化が激しくなることもありますが、

毎回しっかりと状況を伝えつつ行っていくことで改善に向けて治療を行っていきます。

本日の記事は患者さんの経過報告となりましたが今後もこの方の経緯を不定期でお伝えしていきますね。

では、今日はこの辺で

 

著者:寺田宗司(てらだそうじ) 昭和63年3月27日生

資格:鍼灸師 鍼灸教員免許

大阪医療技術学園 鍼灸学科卒業 明治東洋医学院 鍼灸教員養成科修了

在学中は整形外科にて術後のリハビリや慢性疼痛に対するリハビリ業務を行い

学校卒業後、中国人医師主宰の鍼灸院で2年間修業(脳神経疾患・各種神経疾患を中心に治療)

他にも、東京の漢方クリニックで東洋医学を学びより医学の見識を深める。

その後、某整体院で代理院長を3年間経験し、年間200症例以上の患者さんを診る。

その経験を基に2024年1月~奈良王寺てらだ整体院を開院。

雑誌掲載多数あり!

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