症例報告(股関節の動きで腰痛が解消された話)

みなさまこんにちは!

奈良王寺てらだ整体院の寺田です。

本日は症例報告です。

股関節の動きを出すことによって長年再発を繰り返していた腰の痛みが改善した方のお話です。

 

50代 女性 主婦

5年前に痛みが発生し、注射をしたら症状が無くなった。

半年前に再発した際も注射をしてまた症状が無くなる。

しかし今回また痛みが再発。早期に痛みが出たためさすがに注射だけでは根本的な改善にはならないということで当院に来院。

主訴:右足の痛みと腰の痛み(シビレはない)

既往:脊柱管狭窄症

症状:歩行時痛、座位からの立ち上がりで痛み。休むと症状がマシになる

今回は背骨のズレはありましたが、ズレを取るだけでは症状の改善が難しいような

  • 股関節の硬さ
  • 足の機能性の低下(股関節・骨盤・脊柱の動き)

があったためズレの補正の整体を行いつつ、股関節の硬さの解消・足の機能性の向上も併せて行いました。

また同時にセルフケアとして

  • 歩行の指導
  • 股関節の体操

も行い、普段からの股関節の動きが硬まらないようにしてもらいました。

整体施術の来院ペースとしては
週2回を1回、週1回を5回ほどの通院計7回の整体で痛みが軽減。おクスリの量を減らしても問題なくなる。

痛みはまだありますが、軽減したことがとてもいい傾向です。

脊柱管狭窄症は症状の波(良くなったり悪くなったりが現れやすい)が出やすいため、
今後は症状の安定に向けた施術に切り替える予定です。

 

今回の症例の女性の方は、脊柱管狭窄症の診断から5年という歳月が経っており経過の変化が出にくい感覚がありましたが、思ったよりも早期に変化が出てくれたためこのまま病態が安定すると再発リスクも減っていきます。

 

当院では痛みを解消させるということは当然のこととかんがえており、一番大切なことは再発させないことであり、痛みがあったときよりもより健康にするということを目標にしております。

 

 

 

著者:寺田宗司(てらだそうじ) 昭和63年3月27日生

資格:鍼灸師 鍼灸教員免許

大阪医療技術学園 鍼灸学科卒業 明治東洋医学院 鍼灸教員養成科修了

在学中は整形外科にて術後のリハビリや慢性疼痛に対するリハビリ業務を行い

学校卒業後、中国人医師主宰の鍼灸院で2年間修業(脳神経疾患・各種神経疾患を中心に治療)

他にも、東京の漢方クリニックで東洋医学を学びより医学の見識を深める。

その後、某整体院で代理院長を3年間経験し、年間200症例以上の患者さんを診る。

その経験を基に2024年1月~奈良王寺てらだ整体院を開院。

雑誌掲載多数あり!

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