腰痛の種類と見分け方

こんにちは。

奈良王寺てらだ整体院の寺田です。

 

今日は腰痛の見分け方についてお話いたします。

 

「腰痛」と言ってもたくさんの種類があり、痛みの出方についても人によって様々です。

また痛みの原因についても人によって全く違います。

 

そんな中でまずはあなたの腰痛の種類や痛みがどのようなものなのか?を

簡単にまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

まずは腰痛の種類

大きく分けて二つあり急性腰痛・慢性腰痛とあります。

急性腰痛とは、わかりやすく言うとぎっくり腰の事です。発症から3日まではこの急性腰痛というものになります。

慢性腰痛とは、痛みが4日以上続くものを言います。また、慢性腰痛はより種類が分かれています。

筋肉が原因の腰痛・神経が原因の腰痛・関節が原因の腰痛

まず筋肉によるものですが、これは筋肉の緊張が著しく強くなった際にでるものです。急性腰痛に関してはコチラに当たります。筋肉の緊張によるものは血流の改善を目的としていくことで改善されることが多いです。

症状の特徴としては、筋肉痛のような痛み・筋肉を抑えると楽になる・温めると楽になる・痛みはあるが何とか動ける

このような痛みの場合は筋肉によるものが多いです。

次に神経による痛みです。

これはヘルニア・狭窄症と言った言い方にも出来ますが神経痛を主とした腰痛です。これは何らかの理由で腰から足に向かう神経の圧迫が起こり痛みが生じるものを言います。

症状の特徴としては、針で刺されたような激しい痛みを伴い歩行困難な状態になることもあります。

また、痛みを抑える方法が体操やストレッチでは改善されにくく投薬や注射でないと効かない場合もありま、最悪の場合それらも効かず手術を選択されることもあるほどツライ症状です。

とにかく神経による痛みは耐えがたい痛みとなり、回復も大変難しい病態となっています。

 

最後に関節によるものですが

多くは加齢にともなう骨の変形や過度なスポーツによる分離症などが関節によるものです。

症状としては、常に腰の違和感・痛みがあり初動時での痛みが引き起こされやすいです。

骨の変形によるものなので根本的な改善は難しいものです。

 

この3つが慢性腰痛の種類です。

 

急性腰痛と慢性腰痛ですが腰痛全体の9割以上が慢性腰痛を抱えています。

当院にはこのような患者様が多く来られますが、まずはどの腰痛の種類に分類されるか?をしっかりと見極めることで改善への道筋を見つけていきます。

 

腰痛で悩まれている方はまずはご自身がどのタイプの腰痛か?

を知ることが大切ですよ。

 

著者:寺田宗司(てらだそうじ) 昭和63年3月27日生

資格:鍼灸師 鍼灸教員免許

大阪医療技術学園 鍼灸学科卒業 明治東洋医学院 鍼灸教員養成科修了

在学中は整形外科にて術後のリハビリや慢性疼痛に対するリハビリ業務を行い

学校卒業後、中国人医師主宰の鍼灸院で2年間修業(脳神経疾患・各種神経疾患を中心に治療)

その経験を基に2024年1月~奈良王寺てらだ整体院を開院。

雑誌掲載多数あり!

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