坐骨神経痛とはどんな症状?
こんにちは。
奈良王寺てらだ整体院の寺田です。
本日は坐骨神経痛とはどんな症状?ということでお話していきますね。
そもそも坐骨神経はどこにあるのか?ですが、お尻の下に坐骨という骨がありその周辺を走っているのが坐骨神経です。
また、この坐骨神経は他の神経とくらべても太く周りの筋肉が硬くなると圧迫を受けやすくかつ座ることの多い人にとっては常に刺激を受けるところでもあるため神経痛が起こりやすい部分なのです。
ですが、この坐骨神経痛はヘルニアや狭窄症、すべり症と違って骨や関節の問題があっておこるものではなく筋肉由来の症状のために痛みを改善させるのに時間がかかるものではありません。
では実際どのような症状なのか?まとめてみました。
- 立ち上がりにお尻からモモの裏に激痛
- 立ってからしばらく腰が伸びない(そのため立つときに腹筋に力が入りやすい)
- 歩きだすと症状が治まってくる
- 寝てる時は無症状の事が多い
- モモの前が以上に硬いまたは張る
- お辞儀などの前屈動作がほぼできない(腰は90度も曲がらない)
- 痛みの場所が移動する(お尻、モモの外、モモの裏など)
- 腰の痛みが出ることはない
思いつくだけですとこのくらいです。
この症状の中で特に注目なのが、腰の痛みが出ることはない、です。
坐骨神経はお尻の下の方にある神経でありこの部分に障害を受けることで痛みが発生するので腰の介入は一切ありません。
そのために腰の痛みが出ることはないのです。
※例外としてヘルニアやすべり症を併発している場合はその限りではありません。
まずは上記の症状が出た場合は坐骨神経で間違いありません!
最後に改善方法としては
ご自身で改善される場合は、ストレッチが効果的ですが特にお尻ではなくモモの前から下腹部にかけての筋肉を伸ばすとより効果的です。
坐骨神経が障害される大きな要因が下腹部~モモの前の筋肉の硬さが影響しているためです。
お尻周りをストレッチしても良いですがそこを伸ばすとにかく痛いのであまりお勧めはしておりません。
まずは、これらのストレッチを施してみて中々改善が見られない場合は整体などの施術院に行かれることをお勧めいたします。
以上坐骨神経の症状についての解説でした。
著者:寺田宗司(てらだそうじ) 昭和63年3月27日生
資格:鍼灸師 鍼灸教員免許
大阪医療技術学園 鍼灸学科卒業 明治東洋医学院 鍼灸教員養成科修了
在学中は整形外科にて術後のリハビリや慢性疼痛に対するリハビリ業務を行い
学校卒業後、中国人医師主宰の鍼灸院で2年間修業(脳神経疾患・各種神経疾患を中心に治療)
その経験を基に2024年1月~奈良王寺てらだ整体院を開院。
雑誌掲載多数あり!
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